
書いているはずなのに、頭の中はあまり整理されていない。
書いているはずなのに、頭の中はあまり整理されていない。
自分も、ずっとそんな状態でした。
手帳を持つ意味がよく分からないまま、
何年も使ったりやめたりを繰り返してきました。
今思うと、手帳は「全部を管理しよう」とするほど、
かえって使いづらくなっていた気がします。
それでも、
「書くことで、もう少し前に進めないだろうか」
そう思い、いくつかの本を読みながら試行錯誤してきました。
この記事では、その中で見えてきた
自分なりの手帳の使い方について書いていきます。
結論から言うと、
手帳は“全部書かない”方が、うまくいきました。
手帳を使っているのに、なぜか前に進まない
手帳を使いこなそうとするあまり、
いつの間にか「書くこと」そのものが目的になっていないでしょうか。
毎日書かなきゃ、と思ったり。
空白が目立つと、それだけで書く気が萎えてしまったり。
そんな経験は、誰にでもあると思います。
本来は自分が管理する側のはずなのに、
気づけば逆に、手帳に管理されてしまっている。
そんな状態になっている人も多いのではないでしょうか。
実際、自分も手帳が
単なるtodoリストと化してしまったことがありました。
書いてはいるけれど、
「考えている感覚」がまったく残らない状態です。
手帳が続かない人ほど「正しく使おう」としている
「毎日書かなきゃいけない」という思い込みがあると、
少し空白ができただけで、
次の日に書く気が失せてしまったりしませんか。
他にも、
きれいにまとめようとしすぎる
他人の使い方を真似して疲れてしまう
こうしたことも、よくあると思います。
手帳が続かない原因は、
意志の弱さというより、
最初からハードルを上げすぎていること
なのかもしれません。
自分も何度も手帳を挫折してきた
自分も、手帳を使うことに憧れては、何度も挫折してきました。
初めて手帳を使い始めたのは高校生の頃です。
友達が使っていた能率手帳を見て、
大人っぽくて格好いいと感じたのを覚えています。
実際に使い始めてみると、
何を書けばいいのか分からず、結局はtodoリストだけ。
しかも、そのtodoも大して書くことがない。
それを繰り返すうちに、
「自分には向いていないのかもしれない」
そんなふうに思うようになっていました。
手帳は管理ツールではなく「考えるための場所」だった
そんな中で読んだのが、
齋藤孝先生の『知の整理力』でした。
この本の中で、特に引っかかった言葉があります。
知性とは「言葉」であり、「相手に伝える力」なのです。
手帳を使うなら、
ただ管理するためではなく、
自分のために、少しでも考える力を磨くために使いたい。
少なくとも、自分はそう思いました。
また、本の中で紹介されている
「我田引水力」という考え方も印象に残っています。
これは、
どんな出来事でも自分の知識と結びつけ、
エピソードとして記憶し、使える形にしていく力のことです。
この考え方から、
読んだ本の中で印象に残ったことを
1文だけでいいので手帳に書いておくようにしました。
読み返したとき、
その一文がトリガーとなって、
当時の考えや感覚が自然と思い出されます。
手帳は、
自分の脳を補助する「外部ツール」
として使うのがポイントだと感じました。
手帳は「一時保存」と「思考の取っ掛かり」
堀宏司さんの『すぐメモする人がうまくいく』でも、
脳は思いついたことをすぐ忘れてしまうため、
とにかくメモしておくことが大切だと書かれています。
ここでも、
手帳は完璧にまとめる場所ではなく、
一時的に思考を預けておく場所
として使うことが勧められています。
後から見返し、
そこを取っ掛かりに考えを進める。
そんな使い方のほうが、
自分には合っていました。
今やっている、続いている手帳の使い方
伊藤精哉さんの『振り返り手帳術』、
岡崎太郎さんの『「3日坊主」でも使いこなせる手帳術』も参考にしながら、
今、自分が続けられている手帳のルールを紹介します。
ルールはたった3つ
毎日書かなくていい
1行でいい
できなかったことも書く
この2冊に共通して書かれているのが、
1日の中で、良かったこと・楽しかったことを1つ書く
という考え方です。
1日1つでも楽しかったことを書くと、
1週間で7つの「良かったこと」が残ります。
続けていくうちに、
自分が何に楽しさを感じるのか、
そのセンサーが少しずつ敏感になっていきました。
書いている内容の具体例
仕事で引っかかったことや、
そのときに感じた感情、
後で考えたいメモなどを、
できるだけ前向きな言葉で書くようにしています。
書くことで「少しだけ前に進める」ようになった
2週間ほど続けていますが、
もちろん劇的に何かが変わったわけではありません。
ただ、
同じところで考え続けて止まる時間は減りました。
考えすぎて動けない時間が、
確実に短くなったと感じています。
こうして文章に起こすことで、
「次にどうするか」を考えようという
前向きな気持ちにもなれています。
まとめ:手帳はうまく使わなくていい

完璧じゃなくていい
続かなくても、また書けばいい
書くことは、前に進むための補助輪
最後に
次は、
「振り返り」でつまずいた話を書く予定です。
『振り返り手帳術』を読んで分かった、
意外な落とし穴について書こうと思っています。
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