真面目な人ほどハマる|手帳の振り返りがうまくいかない理由と書き方
手帳を使って、ちゃんと振り返っている。
それなのに、なぜか前に進んでいる感じがしない。
書いているはずなのに、頭の中は整理されない。
予定は管理できているのに、気持ちは置き去りのまま。
むしろ真面目に続けている分、
「自分のやり方が悪いのではないか」
「向いていないのではないか」
そんなふうに考えてしまうことはないでしょうか。
実は、手帳の振り返りがうまくいかない人ほど、
「正しく書こう」としすぎている場合がほとんどです。
この記事では、
真面目に手帳を使ってきたのに成果を感じられなかった自分が、
いくつかの本と試行錯誤を通して気づいた
「振り返りが機能しない理由」と
「最低限これだけでいい書き方」をまとめます。
手帳の振り返りがうまくいかない人の3つの失敗

失敗①:記録で終わっていた
当時の自分の手帳は、ほとんどが事実のメモでした。
・今日は会議が多かった
・〇〇の作業をした
・疲れた
書いてはいるけれど、読み返しても何も残らない。
「ああ、そういえばそんな日もあったな」で終わってしまう。
今思えば、書いていたのは出来事だけで、
自分が何を感じ、何に引っかかったのかは、
ほとんど言葉にしていなかったんです。
失敗②:反省が自己否定になっていた
振り返ろうとすると、
どうしても「できなかったこと」ばかりが目につきました。
・集中できなかった
・また後回しにした
・自分は意志が弱い
反省しているつもりでも、
実際にやっていたのは、ただのダメ出しです。
書けば書くほど気分が重くなり、
次第に手帳を開くのが億劫になっていきました。
失敗③:毎日・完璧にやろうとした
手帳は毎日書くものだ、
振り返りはきちんとやらなければ意味がない。
そんな思い込みもありました。
少し空白ができると、
「もうダメだ」と感じてしまい、
そのまま何日も放置してしまう。
今思えば、
続かなかった原因は怠けではなく、
ハードルを上げすぎていたことでした。
手帳の振り返りは「最低限」でいい
いろいろ試した結果、自分に合っていたのは
「正しい手帳の振り返りの書き方」を探すことではなく、
ハードルを極限まで下げることでした。
手帳の振り返りは、
・引っかかったことを1つ書く
・評価しない
・毎日やらない
それだけで十分でした。
正直に言うと、
手帳を書き始めて、劇的に何かが変わったわけではありません。
仕事が急にうまくいくようになったわけでもないし、
毎日迷わず行動できるようになったわけでもない。
ただ一つ、はっきり変わったことがあります。
同じところで、考え続ける時間が減りました。
以前は、
「どうすればいいか分からない」
「もう少し考えてから動こう」
と頭の中だけで堂々巡りをしていました。
今は、
その引っかかりを1行だけ手帳に書いておく。
それだけで、
「じゃあ次はこれを試してみよう」
と、次の一歩が浮かぶことが増えました。
前に進むスピードは遅いかもしれません。
でも、止まり続けることは減った。
自分にとっては、それで十分だと感じています。
手帳は、
うまく使うためのものではありません。
完璧じゃなくていいし、
続かなくても、また書けばいい。
書くことは、
前に進むための補助輪のようなもの。
進めなくなったときに、
そっと支えてくれる存在であれば、
それで十分だと思っています。
